「50?」

私が加入している「なか卓球クラブ」の会員でバイクに乗っている女性がいます。いつも練習にバイクできます。匿名でさんと、しておきます。
 

ある日、Tさんは秋田市の映画館が集中している通り、「プレイタウンプラザ」の歩道をちゃんとヘルメットをかぶってバイクで颯爽と走っていました。それをすばやく見つけたパトカーが、パトカーに積載しているスピーカーを使って大音量で、さんに、こう言ったのです。

警官 「そこの50、速やかに止まりなさい。」

Tさん 「無視……」

警官 「そこの50、速やかに止まりなさい。」

Tさん 「無視……無視……」

警官 「そこの50、止まりなさい。直ちに停止しなさい。」

Tさん 「無視……無視……無視」

パトカーは、Tさんが停止命令を聞かないので、強引にバイクの前に入りこみ、バイクをとめました。

警官 「さっきから、何度も止まれって言ってるのがわからんのか?歩道を走っちゃ、だめだろう!」

Tさん 「聞こえてますけど、私に言ってたんですか?」

警官 「あんた以外に誰がいるんだ?」

Tさん、ムッとした表情で私、まだ、50になんかなっていませんよ

警官 「!?。いや、50というのは、50ccのバイクという意味ですよ。」

Tさん 「なんですか、その50ccって?」

警官 「バイクの排気量ですよ。」

Tさん 「なんですか?その排気量って?そんなの知りませんよ。とにかく、あんなに大声で、50、50って騒がなくてもいいじゃないですか?私はまだ、40代ですよ。人目が悪いじゃないの!」

警官 「40!????…どうもすみません。」

って、警官が謝ったそうです。でも、このあと、しっかり違反切符を切られたということでした。

卓球クラブに来たとき、しみじみといっていました。

「バイクが50ccなんて、全然知らなかったもの。てっきり、そこの50歳止まりなさい。って、言われたと思って、失礼な警官だ!って、腹がたったのよ。

って、憤慨して、語っていました。

むふふ、この人物は実在する。